10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!

「フフッ」

そんなみんなのやり取りに、思わず笑みがこぼれる。

「何笑ってんだよ、気持ち悪い」

和馬くんがあたしを見上げながら身震いした。

「だって、何だか懐かしくなっちゃって」

4人の視線があたしに集まる。

「子供の頃もこうだったなぁと思って。10年も経って大きくなったけど、みんな全然変わってないね。それが、すごく嬉しい」

「おまえは、身長も変わってねーもんな。ブスなまんまだし」

「なっ!!!! これでも身長伸びましたぁ。それに、ブスは余計でしょ!!」

また始まったあたしと和馬くんの言い合い。

それを、遠くも、優しく見守ってくれる3人。

小さい頃は何も思わなかったけど、あたし達って、すごくバランスとれてるのかもしれないね。


「あ、そうだ、龍兄」

何かを思い出したかのように、手をポンと叩いたヒロくん。

龍兄は、眉をあげてヒロくんを見た。

「和馬のヤツ、柏木の隣になれたのに、教科書見せないとか言うんだ。龍兄から何か言ってやってよ」

「なぬっ!? そうなのか、ゆず」

それは一大事、と、龍兄が大声を上げた。

あたしはチラリと和馬くんを見て、肩をすくめた。