10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


「そこが、だよ」

龍兄とヒロくんが、同時に笑った。

和馬くんは、ブツブツと文句を言いながら自分の席に戻り、勢いよく座ってまた頬杖をつく。

「ところで、龍兄、どうしてここに?」

あたしが首を傾げて聞くと、ヒロくんがズボンのポケットからスマホを取り出す。

「俺がさっきラインしたんだ。“ラッキー。 柏木ゆずと同じクラス”ってね」

ウインクしながらヒロくんが言った。

うっ!!

眩しすぎ……。

息がつまる。

「こいつ、俺に送ってきた内容これだけだぜ。俺ん中ではパニックだっつーの。引っ越したはずのゆずと、同じクラスってどういうことかって」

龍兄に睨まれ、ヒロくんは肩をすくめた。

「いや、だって、びっくりさせたかったから」

おどけて笑うヒロくん。