10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


「どうした? そんな浮かない顔して。体調でも悪いのか? 言ってみろ。どこがどう悪いんだ?」

龍兄が、あたしの顔を覗き込んでくる。

周りからは、ハっと息をのむ音。

「ううん。 何でもない」

不振がられないように、精一杯ほほ笑んで見せた。

「龍兄は、子供のころから柏木を大切にしてたもんね」

ヒロくんが、呆れ気味に言う。

「そうだよ、龍兄は過保護すぎ。だからこいつ、10年経ってもチビのままなんだぞ」

和馬くんが、顎であたしを差す。

「ち、チビなのは関係ないでしょ?」

「関係大ありだろ」

「ないってばっ」

「い~や、あるね」

勝ち誇ったような顔の和馬くん。

きぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!!!

ムカつく!!

「だはははははっ!!変わんねーな、おまえら」

豪快に笑った龍兄。

「どこが!?」

「どこがだよっ!!」

ムキっと、目を吊り上げるあたしと和馬くんの声が重なった。

2人顔を見合わせ、フンっ、とそっぽを向く。