10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


その時――。

バタバタバタッ!!!!

突然、廊下から慌ただしい足音が聞こえてきた。

「ほら、もう来た」

ヒロくんが、腰に手を当てながら廊下に目を向ける。

徐々に近づいてくる、大きな足音。

そして――。

バンッ!!!!

教室の前のドアが、勢いよく開いた。


一瞬、シンと静まり返る教室。

みんなの目が丸まっていた。

金髪で、シャツの第一ボタンはあいていて、ウエストからもだらしなくシャツが出ていた。

彼を見た途端、みんながそれぞれの位置で小さくなったのがわかる。

彼から距離をとって、一気に彼専用の道が出来た。

「柏木ゆずっ!!!!」

――ッ!!!?

ビクッと、肩が跳ねた。

「柏木ゆずはどこだっ!!!!」