「う~わ、すごい顔」 3人の取り巻きが、俯くあたしを覗きこんで楽しそうに言った。 「まぁ、別にあなた達付き合ってるわけじゃないんだから、問題ないわよね。ただの幼なじみだもんね」 ――ズキンっ リーダーの言葉に、心臓が軋んだ。 『ただの幼なじみ』 そうだ…… あたし達は、ただの幼なじみだ。 別に付き合ってるわけじゃない。 それに、きちんと告白されたわけでもないし。 あたしはただやきもちを妬くだけで、彼女を責める権利は、どこにもない。