瞬きができなかった。 和馬くんが? 嘘だ…… 嘘だ、嘘だ、嘘だ。 だって、この人、あたしを突き飛ばした人だよ? 屋上であたしがケガしたとき、和馬くん、リーダーのこと思いっきり睨みつけてたじゃん。 敵でしょ? 和馬くん。 ああいう手を使う人、嫌いなはずじゃん。 なのに、どうして…… あたしへの当てつけ? そうだとしたら、あたし。 物凄くショックだ。