タァーンっ!!! ピストル音が鳴り響き、龍兄が勢いよくスタートをきった。 走りだしから先頭にたった龍兄。 金色の髪も、白いハチマキも、風になびく。 龍兄達の群れが近づいてくると、地響きがお尻を伝った。 ダダダっとカーブを曲がり、あたし達のテント前を通過。 「龍兄ぃぃぃ!!!!」 4人で声を張り上げた。 「行けぇぇぇっ!!!!」 チラリとこちらに目を向けた龍兄。 口角を上げると、グッと地面を蹴り、スピードをあげた。 グングンうしろと距離を離していく龍兄。 余裕の1位だった。