10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!


ひとこと言って、フッとほほ笑んだ。

ボンッ!!!!

あたしの頭から発火。

体中が熱を持ち始めて、このまま体温があがったら、全身炎に包まれそうだ。


和馬くんは、もう何も言い返さなかった。

よかった……喧嘩にはならなかったな。

でも……そろそろ“答え”を出した方がいいよね。

出せるかな。

答えなんて。

自分の気持ちが、はっきりわからない。



コンテストまで、あと1時間。

あたしは、ヒロくんと一緒に、控室に向かった。

もう出演者のみんなは集まっていて、衣装の最終チェックをしている。

その中に、あのリーダーの姿があった。

髪はキレイに巻き髪にしていて、化粧もばっちりだった。

すでに、勝者の態度で、あたしに近づいてきた。

「柏木さん。まだ何も準備してないの?そろそろ会場に向かわないと間に合わないわよ」

相変わらず、嫌みな言い方だ。

「大丈夫だよ。あたし達、準備に時間かかんないから」