紫陽花の短編集物語#1

第1話 彼女をつくらないと友達にゲームでアイテムを買う人

教室にて
隆太「お前、いつになったら、彼女できるんだ?」
宗助「いやいや。お前に関係ねぇーだろ?」
隆太「いやいや。関係あるって」
宗助「何で? 何が関係あるの?」
隆太「じゃあ、彼女つくらなかったらさ、ゲームのアイテム買って。オレに」
宗助「はぁ! 何で買わないといけねぇ―んだよ! おかしいだろ?」
隆太「彼女をお前がつくったら、おれが買ってやる! 何か、欲しい物をな」
宗助「それは・・・」
隆太「どうだ? いい話じゃないか」
宗助「オレにも勝ち目はあるんだな? じゃあ、いいぞ! やってやろうじゃないか!」

語り≪こうして、宗助と隆太はバトルが始まったのでした。まぁ、宗助に彼女ができるかって話、なんですけどね~≫

【彼女をつくらないといけない人と彼女をつくらないといけない人が偽恋人になりました】

第2話 彼氏をつくらないと親友と絶交する人

奈々「彼氏、いつになったら、つくるの?」
沙耶「いやいや。私はつくらないから!」
奈々「ダブルデートしたい! 親友と! だから、つくって!」
沙耶「いやいや・・・」
奈々「つくらなかったら、絶交ね!」
沙耶「奈々、待ってよ! そんなことー」
奈々「絶交が嫌だったら、彼氏、つくって!」
沙耶{どうしよう・・・。好きな人だっていないのに・・・。でも、絶交だなんて、嫌だ。絶対! 何としてでも、彼氏をつくる!}
【彼女をつくらないといけない人と彼女をつくらないといけない人が偽恋人になりました】




最終話 偽恋人

廊下にて
沙耶、宗助、違う方向から歩いてくる。
沙耶「彼氏、つくりたい~」
宗助「彼女、つくりたい」
沙耶と宗助、見つめ合う。
沙耶「・・・」
宗助「・・・」
沙耶・宗助「あの!」
沙耶「先にどうぞ・・・」
宗助「あ、では」
宗助「(偽)彼女になってください」
沙耶「はい!」

屋上にて
沙耶「本当は偽彼女、でいいですよね?」
宗助「はい。あなたも、何か困っているんですよね?」
沙耶「あぁ、はい。彼氏をつくらないと絶交するって言われてしまって親友に言われてしまいまして・・・」
宗助「同じです! ほぼ。彼女をつくらないとゲームでアイテムを買えって友達に・・・」
沙耶「似たもの同士ですね」
宗助「これから、偽彼女、よろしくお願いします」
沙耶「こちらこそ、偽彼氏、よろしくお願いしますよ?」

語り≪ここから先、二人がどうなったのかは、あなたのご想像にお任せします!≫

【彼女をつくらないといけない人と彼女をつくらないといけない人が偽恋人になりました 完結】