紫陽花の短編集物語#1

第1話 ごめんなさい

体育館裏にて
晴斗「姫奈ちゃん。僕と、付き合っー」
姫奈「ごめんなさい」
晴斗(まだ、最後まで言ってないのに・・・)
姫奈「告白してくれてありがとう。でも、私はあなたのことが好きではない。だから、ごめんなさい」
晴斗「そっか・・・。正直に話してくれてありがとう・・・」
晴斗、その場を去っていく。

語り≪晴斗は姫奈のことがずっと好きで、告白をしたのでした。でも、晴斗は振られてしまいました。≫

教室に手
誠「お前、元気出せって!」
晴斗「誠、そんな簡単に、諦めること、できないって!」
誠「まぁ、諦めるしか、ねぇんじゃねえの?」
晴斗「そうかもしれないけどー」
誠「お前が一途だったのは分かった。でも、もう・・・」
晴斗「それでも、僕は頑張る! 絶対に姫奈ちゃんに好きになってもらうんだ!」
誠「お前がそこまで・・・」
晴斗「だから、また、相談にのってくれよ、な! ま・こ・と!」
誠「はいはい。分かりました」
【何で、気づけなかったんだろう。 続く】













第2話 あなたのことが、気になって。

教室にて
姫奈(最近、私は晴斗くんに告白された。好きではないと言って断った。
でも、最近、私はおかしい。なぜだか、彼のことが気になってしまう。
彼を見つけた時、ずっと目で追ってしまったり。目があったら、胸が弾んだり。
これは、何なのだろうー)
小夜「それは、絶対に恋!」
小夜、姫奈の前に座っていた。そして、急に喋り出した。
小夜「なぜだか、彼のことが気になってしまう。彼を見つけた時、ずっと目で追ってしまったり。目があったら、胸が弾んだり。これは、何なのだろうかって思ってたんでしょう? 姫奈」
姫奈「何で分かるの? てか、恋じゃないし!」
小夜「それは、恋!」
姫奈「恋じゃない!」
小夜「恋、だっー」

廊下にて
姫奈(小夜はこれが恋だって言っていたけれど、これは恋、なのか・・・? う~ん、よく、わからー)
晴斗「姫奈ちゃん、危ない!」
姫奈「え⁉」
姫奈、後ろを振り返る。
姫奈、驚き、動けなかった。
そこには、どこからか飛んできた紙飛行機が飛んできていた。
晴斗、姫奈の前に立ち、遮る。
晴斗「大丈夫? 姫奈ちゃん」
姫奈、胸を抑える。
姫奈の眼には晴斗が輝いて見えた。
姫奈、気づいたんだ。
姫奈(私、私・・・)
【何で、気づけなかったんだろう。 続く】






第3話 もう、遅かった・・・

廊下にて
姫奈(私、私・・・。好きなんだ。晴斗くんが)

語り≪でも、もう、それは遅かったのでした・・・≫

ある日 廊下にて
姫奈(晴斗くんに会いたいな・・・。あ、あそこに!)
姫奈、晴斗がいることに気づく。
姫奈「晴斗くー」
姫奈、気づく。
晴斗は他の女の子(後ろ姿しか、見えない)と笑顔で話していた。
姫奈(あぁ~。もう、ダメだ。もう、遅かった。晴斗くんにはほかに、好きな人ができちゃった・・・。
何で、気づけなかったんだろう。私・・・)
【何で、気づけなかったんだろう。 続く】


第4話 あなたのことが好きなのに。

姫奈(さっき、晴斗くんと喋っていたのは誰だろうか。同じクラス? それとも、後輩? 私の知っている人ではなかった。あぁ、もう! 気になりすぎて、やばいよ~!)

語り≪姫奈はあれから、晴斗と晴斗と喋っていた女の子の関係性が気になって気になって・・・≫

教室にて
小夜「はぁ⁉ もう、手遅れだった!」
姫奈「そうだよ~! もう、他に好きな人がいる、みたい・・・」
小夜「あいつ、許せない・・・」
姫奈、聞こえなくて。
姫奈「え? なんて?」
小夜「いや。気にしないで!」
姫奈「そう。分かった・・・」

語り≪小夜には秘密があったのでした・・・≫
【何で、気づけなかったんだろう。 続く】
最終話 あなたのことを好きになりました。

姫奈(一か八かで、告白する! 私は素直に、気持ちを伝えたい!)

体育館裏にて
姫奈「私、好きです。晴斗くんのことが」
晴斗「え⁉ ま、まじ⁉」
姫奈「はい! でも、、もう、遅かったですよね。ごめんなさい・・・」
晴斗「遅くなんかないよ??」
姫奈「え? 何で、この前、他の女の子と笑顔で喋って・・・」
晴斗「あぁ、あれ? あれは、小夜ちゃんに叱られててだけで・・・」
姫奈「小夜に? 何で?」
晴斗「実は、あのとき・・・」

数日前
小夜「晴斗―、お前さぁ、何でかな?」
晴斗「小夜―、何だよ!」
小夜「何で、姫奈に好きって思ってもらおうと?」
晴斗「小夜、お前こそ、協力してくれるって、」
小夜「しませ~ん! 自分で頑張れ!」

現在
姫奈「そうだったんだ・・・。でも、何で小夜が?」
晴斗「小夜、幼馴染なんだ。僕の」
姫奈「え⁉ ま、まじで⁉ 知らなかった・・・」
晴斗「姫奈」
姫奈「(驚いて)へ⁉」
晴斗、姫奈に抱きついた。スローモーションみたいだった。
姫奈「⁉」
晴斗「これからは、姫奈って呼ぶから。だからー」
姫奈「晴斗」
晴斗「え⁉」
姫奈「これからは、晴斗って呼ぶね」
姫奈、ハグしながら、(この恋は、幸せの始まりだったんだ)
【何で、気づけなかったんだろう。 完結】