双子の幼なじみから同時に告白された。迷わず兄の方の手を取る私に、弟が問いかける。「兄さんと俺と、何か違いがあるの?」私は頷いた。小さい頃から知っている二人の事を間違えるワケがない。付き合い始めて一年が経った頃、電話で兄から呼び出され、良い雰囲気になり…私達はついに一夜を共にした。隣に寝転んだ兄が私の髪を撫でながら言い放つ。「なんだ、やっぱり見分けなんてついてないじゃん」私の顔から血の気が引いた。