深夜0:00。
そろそろ説明不要の、お決まりの定位置。
あんなことがあって。
こんなことがあって。
今日一日あったこと、考えたことを、朝から順番に爽真に話して聞かせていた。
「――でね。そしたら陸が、急に立ち上がって頭を下げてきて……」
止まらなかった話が、そこでぴたりと止まる。
爽真が不思議そうに首を傾げた。
気まずさに視線が一度落ちる。
胸でつかえている言葉が、上手く出てこなくて唇がまごつく。
「瑠奈?」
少し心配そうな顔をした爽真が、静かに私の名前を呼んで顔を覗く。
胸がドキンと跳ねたので背中を押されて、支えてた言葉が唇から飛び出した。
「下着事件が使われたこと――
私を傷つけてごめんって謝ったの」



