「えーっ紫苑くん、今彩加ちゃんといるのぉ!?」 急に甲高い声を出したから、大和の肩がビクッと揺れる。 緩く握った拳を顎に添えて、ちらりと大和のことを見た。 「探しに行こっ!大和くんだって彩加ちゃんに会いたいでしょ? ここで会えたら運命だよっ!さっ行こ〜♡」 ゴーゴー!と気後れしている大和を手招きして走り出す。 へろへろになっているカメラマンが、辟易した様子で後を追いかけて来た。