死んでいる君

「うそ、だ」

目の前には、凪ではなく得体の知れない“何か”だった。

「誰か、助けて…」

死ぬ…

「はあ、出てくるなって言っただろう。」

な、凪。

ーーグサ!ブシャア!

凪がナイフで化け物を刺した。

「ふう、フータ大丈夫?」

「お、おう大丈夫。てか今のはなんなんだ。」

「今のは、地縛霊さ。最初に言った集合体だって。」

「今思ったけど、なんでお前はあいつにナイフ1本で勝てるんだ。お前の正体はなんなんだ。」

「これ、話さないといけないのか。いいよ教えてあげる。ここは危ないから部屋に戻るよ。」