ちょうど半月ほど前に恐(きょう)くんという転校生が僕のクラスにやってきた。ただ、恐くんは人とのコミュニケーションが苦手なようで、教室の隅でいつもひとりボッチだった。ある日、恐くんが皆に誕生日パーティーの招待状を配っていた。「よかったら来てね」と言いながら僕のところにもその招待状を渡しに来た。僕がその招待状を開くと、『恐の誕生日会 開催日9月31日』と書かれていた。