どうせなら、最後は君に殺されたい




入学式から早くも二週間。

時間が経つのは本当に早いもので、あっという間に学校生活にも慣れてきた――と言いたいところだけど、私にはひとつ、大きな問題があった。


それは……友達が、できない…!



「……はぁ」



休み時間。

私は今日も自分の席に座ったまま、スマホの画面を意味もなく眺めていた。

もちろん、別に誰かから連絡が来ているわけでもない。通知なんて、ほとんど鳴らない。

それでも、なんとなく一人だと思われるのが嫌で、こうしてスマホを触っているふりをしている。

時々、窓の外を眺めてみたり、机の中を整理してみたり、教科書を意味もなく開いてみたり。



……とほほ。


周りを見渡せば、もうすっかりグループというものが出来上がっている。

休み時間になると机をくっつけて楽しそうに話している子たち。お菓子を交換している子たち。スマホを見せ合って笑っている子たち。



「昨日の放課後さー」

「今日一緒に帰ろうよ」

「次の休み時間、購買行かない?」



そんな会話が、あちこちから聞こえてくる。