どうせなら、最後は君に殺されたい




違うでしょ。静が近くにいたら友達ができないかもしれないって言ったのは、私じゃない。


静に普通の学校生活を邪魔されたくないって思ったのも私だ。



だから、これでいいはずなのに。



静が私から離れて、他の人と仲良くしてくれているなら、むしろ望んでいたことのはずなのに。


なのに、どうしてこんなに面白くないんだろう。どうして、胸の奥が寂しくなるんだろう。



静は、私のほうなんて一度も振り返らない。


女の子たちに囲まれて、楽しそうに笑っている。その姿を見ながら、私は小さくため息を吐いた。



……本当に、ずるいよ。


7年前もそうだった。いつも私を安心させてくれたくせに。いなくなって、私を寂しくさせたくせに。


戻ってきたと思ったら、また簡単に私の心を乱してくる。



私は静のことなんて気にしていないふりをしながら、もう一度だけちらりと視線を向けた。


やっぱり、目は合わなかった。