どうせなら、最後は君に殺されたい




「ねぇねぇ、鳳条くんってさー」

「え、なに?」

「今度みんなで遊びに行かない?」



そんな会話まで聞こえてきて、私は思わず眉間にシワを寄せた。



……だからさぁ。なんで、あんなにモテるの……!?

分かるよ?顔がいいのは、とっくの昔から認めてるよ?小さい頃だってかっこよかった。


昔から整った顔をしていたし、静かな雰囲気も相まって、子どもながらに「この子、かっこいいな」って思っていた。


それが7年経ってどうなったかというと――



「……さらに酷くなってる」



背も高くなった。ものすごく高くなった。声も低くなった。

顔つきだって大人っぽくなって、昔にはなかった色っぽさまで増している。


黙って立っているだけで目立つし、あの鋭い目で見られたら、普通の女の子ならドキドキするのも分からなくはない。


……いや、分かりたくないけど。