凸凹だっていいじゃないか

 頭がギンギン痛い中、綱取りの列に並ぶ。
 席にもうすぐで帰れるところだったのに、休む間もなくこれだよ。ぎゃー。
 リレーは、青組(高2)が1位を取って終わった。得点には入らない競技だけれど。
 山吹組は5位。高校生と勝負するのは無謀だったネ。
 ちなみに奈央は、少しいつもより遅かったものの普通に追い抜いていた。わたしゃ無理。

 私がこういうところに並べと指示されたのは、人が5人ぐらいのところ。
 人が少し多いところは、弱い人が集まっているからだ。
 私は、自分で言うのもどうかとは思うけれど、力が体格にしては強い方である。腕相撲はだいたいの人には勝つぐらい。
 相手は中2。
 新入生で顔さえ覚えていないだろうから、強い弱いは体格で判断されるだろう。
 ということで、2vs5で戦えと指示されました。わーお。
 もう入場の音楽が止み、場所に着いている。
 ドーパミン大放出で、頭の痛みはなくなっていた。

「用意」
『パァン』

 始まった!

 私は、真正面の縄へ駆け出す。
 隣は川崎さん。足が比較的速い人である。
 瞬足で駆けて行き、彼女は一本の縄を掴んだ。

 あ、3人に引きずられて……。
 慌てて私が縄を掴んで、グンと引っ張り取り返す。
 縄をぶん投げ、陣地に入れた。
 陣地に少しでも入っていたらいいんだってー。神ですかルール決めた人。