ランジェリー姿で現れたわたしは通称ラブホと
呼ばれる部屋にて
古谷君を迎えている──
遡ること10分前──
古谷君とゲーセンのUFOキャッチャーで遊
んでいた時、古谷君が継母が居なく
なって再び一人暮らしになったから
寂しいと漏らしていた。
彼の制服のジャケットを鞄に入れ、
古谷君家に置いてった後、
私は実家からワイシャツとタイトスカート
で父のジャケットの胸ポケットから
財布を取り出し、そのお金で通称ラブホ
を借りている最中である。
タイトスカート姿から一気に
露出が増えたランジェリー姿に
よって、古谷君の性欲は向上──
私をベッドに押し倒した。
スプリングのきいたベッドだった。
凄く体が跳ね上がった。
「これから何が始まるか……
分かってるよね?」
性欲剥き出しで。
五月蝿いといわれようが
静かにしてと
囁かれようが
玩具にされた感覚は逃げないし
覚えてるよ。五感が。


