「究極だな! ……あおあんた恋リアの新シリーズ見てるでしょう。」
「うん。わたしの推しはすばる。格闘家ってのがまたいいの……。」
うっとりとした表情で語るあおちゃん。彼氏と推しは別枠。両立しうるもので断じて浮気ではないらしい。
そういえば、雨暮くんは、わたしが好きだと言っていた恋リアをすぐに見てくれて感想までくれた。そんな素晴らしい彼氏に対し、なにを提案するのが一番だろう? むむむ。
「水族館デートとかお出かけもいいけれど、あんま遠いと交通費親に出して貰うのも大変だしさ。雨暮くんのところはそういう心配なさそうだけれど、ちょっと、親に聞いてみてもいいかもだね。」いつもてきぱきと場を仕切るひばりちゃんは、「花桜里は? 初彼のとか、親に話せるタイプ? 」
うーん。「お母さんなら……なんとか……。恥ずかしいけど、喜ぶと思う。……父親にはあんまり言いたくないかな……。」
「だよね。分かる。」同意するあおちゃん。「うちは、なにもかもが筒抜けだから辛いよー。保育園帰りにおてて繋いでいたねー、とか、いまだに言われるもん。」
傍から見れば順風満帆に見えても、当事者は当事者なりの苦労がある。
「うん。わたしの推しはすばる。格闘家ってのがまたいいの……。」
うっとりとした表情で語るあおちゃん。彼氏と推しは別枠。両立しうるもので断じて浮気ではないらしい。
そういえば、雨暮くんは、わたしが好きだと言っていた恋リアをすぐに見てくれて感想までくれた。そんな素晴らしい彼氏に対し、なにを提案するのが一番だろう? むむむ。
「水族館デートとかお出かけもいいけれど、あんま遠いと交通費親に出して貰うのも大変だしさ。雨暮くんのところはそういう心配なさそうだけれど、ちょっと、親に聞いてみてもいいかもだね。」いつもてきぱきと場を仕切るひばりちゃんは、「花桜里は? 初彼のとか、親に話せるタイプ? 」
うーん。「お母さんなら……なんとか……。恥ずかしいけど、喜ぶと思う。……父親にはあんまり言いたくないかな……。」
「だよね。分かる。」同意するあおちゃん。「うちは、なにもかもが筒抜けだから辛いよー。保育園帰りにおてて繋いでいたねー、とか、いまだに言われるもん。」
傍から見れば順風満帆に見えても、当事者は当事者なりの苦労がある。



