「……いや。俺の溺愛具合のほうが勝つね。水沢さんのことが、ずっと、好きで好きで。いつ告白しようか、って、指折り数えていたもん。入学式直後だと、生活の変化が顕著だから、もうちょっと、待ってからにしようって……必死に我慢した。」
うう。前を向いたその姿。……ずるいです。
言っていたカイトよりもずるい!
学ラン姿が凛々しくてさまになる雨暮くんは、襟に手をやると、
「暑いなぁ。……まるで夏だね。」
「ほんとう。……雨暮くんって、ゴールデンウイークは、なにをするの? 」
「あー。……親族で集まるとか一応するかな。それ以外は戦略練ったり。……水沢さんは? 」
「わたしは……。」見てくる眼差しが宝石のように透き通っていて綺麗で。「二日間、長野に帰省するくらいで、あとは、特に、予定は、ないかな。」
「そっか。……じゃあ。」
不敵に笑った雨暮くんは、
うう。前を向いたその姿。……ずるいです。
言っていたカイトよりもずるい!
学ラン姿が凛々しくてさまになる雨暮くんは、襟に手をやると、
「暑いなぁ。……まるで夏だね。」
「ほんとう。……雨暮くんって、ゴールデンウイークは、なにをするの? 」
「あー。……親族で集まるとか一応するかな。それ以外は戦略練ったり。……水沢さんは? 」
「わたしは……。」見てくる眼差しが宝石のように透き通っていて綺麗で。「二日間、長野に帰省するくらいで、あとは、特に、予定は、ないかな。」
「そっか。……じゃあ。」
不敵に笑った雨暮くんは、



