雨暮くんは溺愛彼氏

 ちょうどわたしの靴箱に傘の柄がかけられていて、その傘は今朝……わたしを守ってくれた傘。
 昨日、王子様みたいに跪いて。結婚を前提に……だなんて。
 手紙を胸に添えると、胸の高鳴りを感じる。
 外には弱い雨が降っているが、わたしの想いは強まるばかりだ。