「休憩にしよっか」 部屋中にさっきまで響いていたのは、かたかたと打つパソコンのキーボードの音。 1時間ほどずっとこんな状態で、上司に頼まれていた仕事に関する資料をまとめるために、パソコンに向かっていたのだから、少し肩が凝った。 「ん」 あたしは、肩の痛みに逆らってキッチンに向かい、冷蔵庫からラズベリージャムが入った瓶とワッフルを出した。 ちなみに、ジャムはあたしの手作りで、ワッフルは彼が今朝焼いてくれたものだ。