吸血鬼様は鈍感少女を愛する。〜こんなのは聞いてません〜

両親は、私が小学6年生の時に亡くなった。


その後は、おじいちゃんとおばあちゃんの家に引き取られたんだけど、無理をいって今は一人暮らしをしている。


(だから、誰を連れてきても問題ないよね…?)


少し歩くと私の家に着いた。
といっても、アパートの三階だけどね。


「どうぞ!!」


「…お邪魔します」


ガチャッとドアを閉める。

しんどそうな彼はリビングに入ったとたん、座り込んだ。


「大丈夫ですか!?」