斑「もう一回言え」 「嫌」 迅「録音しておきましょうか」 「迅くんやめて」 伊織はずっと「かわいい〜!」って言ってくる。 叶兎は静かに見ているけれど、時々「……似合う」 って小さく言うから心臓に悪い。 午後、少し休憩で廊下に出た時だった。 知らない男子二人組が近づいてきた。 「ねえ、星乃さんだよね?」 「……はい?」 「一緒に写真撮ってよ」 「ていうか、そのあと回らない?」 軽いノリ。 でも距離が近い。 「すみません、今忙しくて……」 その瞬間。 航「おい」 後ろから低い声。