黒月全員、教室の入口でこちらを見た瞬間、固まった。 沈黙が教室に流れる。 「……何か言ってよ」 最初に口を開いたのは斑だった。 斑「……いや、待て」 「なに」 斑「可愛すぎんだろ」 「は?」 伊織が目をキラキラさせて騒ぐ。 伊「透羽ちゃんお人形さんみたい!!」 迅が眼鏡を押し上げる。 迅「予想以上ですね」 叶兎が静かに言った。 叶「……かわいい」 透:「叶兎くんまで、やめて……」 そして、ずっと黙っていた航斗が、ようやく口を開く。 航「……反則だろ」 「なにが!?」