番外編:ひとりが嫌で、今日も笑う。


だって絶対面倒になる。

黒月と関わってるってだけで、まだ色々言われることもあるのに。


メイド服なんて着たら、もっと目立つ。

もっと見られる。

もっと噂される。


胸の奥が少し冷えた。

その時。


ガラッ。

教室の扉が開いた。


黒月だった。

ざわっと空気が揺れる。

もう見慣れた光景なのに、やっぱり存在感がおかしい。


伊織がぱっと笑った。

伊「文化祭準備見に来たよ〜!」

斑「腹減った」

迅「あなたはそれしかないんですか」

叶「……うるさい」