番外編:ひとりが嫌で、今日も笑う。


波の音が響く。

青い海。

青い空。

きらきら光る水面。


眩しくて、私は少し目を細めた。

「……きれい」


伊織がにこにこしながら言う。

伊「透羽ちゃん、海好き?」

「あんまり、来たことない」

伊「じゃあ今日はいっぱい遊ぼ!」


斑がクーラーボックスを置きながら言う。

斑「お前ら、荷物ちゃんと見とけよ」


迅が即座に返す。

迅「あなたが一番適当に扱いそうですが」

斑「はぁ!?」


航斗はパラソルを立てながら舌打ちした。

航「お前ら朝からうるせぇ」