他の人だったら引いてたかもしれない。頭おかしいんじゃないかって。
でも月城はそんなことなくて、それでそれで?と興味深そうに聞いてくれる。
私はこの時間が結構好きだ。
否定されることなく、音楽のことを話すことができるし、私が思っていたよりもずっと、ステラのことを誰にも言わないでいるのは負担だったらしい。
こうして話すことにより、私の中でステラの存在がはっきりしていくようで安心する。
「じゃあさ」
「うん」
「コラボとかはしないの?」
私の頬がピクっと反応したのを彼は見逃してくれなかった。すぐにしまったという顔になり、どうしていいか分からないように視線を彷徨わせる。
「……ごめん」
気にしてないから大丈夫、と取り繕うべきだったんだと思う。でもそれを言う前に、自分でブレーキを踏んでしまった。
私は気にしてるし、大丈夫でもないから。
「お待たせしました」
立ち込めた空気の中、タイミングを見計らったかのように店員さんがやってきて、注文しておいた飲み物が置かれた。月城はアイスコーヒーで、私はレモンティーだ。
表面に浮かぶレモンをストローでつついて、グラスになぞるようにクルッとかき混ぜると氷も一緒に回ったので大した音はしなかった。
でも月城はそんなことなくて、それでそれで?と興味深そうに聞いてくれる。
私はこの時間が結構好きだ。
否定されることなく、音楽のことを話すことができるし、私が思っていたよりもずっと、ステラのことを誰にも言わないでいるのは負担だったらしい。
こうして話すことにより、私の中でステラの存在がはっきりしていくようで安心する。
「じゃあさ」
「うん」
「コラボとかはしないの?」
私の頬がピクっと反応したのを彼は見逃してくれなかった。すぐにしまったという顔になり、どうしていいか分からないように視線を彷徨わせる。
「……ごめん」
気にしてないから大丈夫、と取り繕うべきだったんだと思う。でもそれを言う前に、自分でブレーキを踏んでしまった。
私は気にしてるし、大丈夫でもないから。
「お待たせしました」
立ち込めた空気の中、タイミングを見計らったかのように店員さんがやってきて、注文しておいた飲み物が置かれた。月城はアイスコーヒーで、私はレモンティーだ。
表面に浮かぶレモンをストローでつついて、グラスになぞるようにクルッとかき混ぜると氷も一緒に回ったので大した音はしなかった。



