「険しい顔でぼーっとしてるけどなんかあった?」
「あー、ちょっとね。昨日あんま寝れなくてさ。睡魔と戦ってた」
昨晩、月城が私の味方だと分かって、もう大丈夫になったと思った。だからそれよりも彼の発言について考えようとした。
でもいざ布団の中で目を閉じると、瞼に焼き付いた暴言の数々が浮かんできてそれどころじゃなくなってしまった。
見たこともない通知の数。容赦なく浴びせられる罵詈雑言。
盗作、犯罪者、パクリ、☆信者……。
聞きたくない単語が耳元で囁かれているかのような錯覚に陥り、まともに眠られなくなった。それでも明日も学校がある。いくら補講期間に入ったとはいえ、通常どおり授業は進むので欠席するわけにはいかない。頭ではそう理解していても眠気はやって来ず、かえって目が冴えてしまった。どうせ眠れないのなら建設的なことを考えたいと、思い出したくないことすべてを覆い隠すように、月城の素顔特定しないか発言について考えながら夜を耐え忍んだ。でも結局今眠くなるのならちゃんと布団のなかで眠りたかった。
眠気を誤魔化すように眉間をググッと親指で押すと美波が苦笑した。
「じゃあ寝ときな。一時間目始まる前に起こすから」
「ありがとー。助かる」
「うん。おやす――」
「ふたりともおはよー!!!」
美波がおやすみと言いかけたところで朝から元気な梨々花がやって来た。
「あー、ちょっとね。昨日あんま寝れなくてさ。睡魔と戦ってた」
昨晩、月城が私の味方だと分かって、もう大丈夫になったと思った。だからそれよりも彼の発言について考えようとした。
でもいざ布団の中で目を閉じると、瞼に焼き付いた暴言の数々が浮かんできてそれどころじゃなくなってしまった。
見たこともない通知の数。容赦なく浴びせられる罵詈雑言。
盗作、犯罪者、パクリ、☆信者……。
聞きたくない単語が耳元で囁かれているかのような錯覚に陥り、まともに眠られなくなった。それでも明日も学校がある。いくら補講期間に入ったとはいえ、通常どおり授業は進むので欠席するわけにはいかない。頭ではそう理解していても眠気はやって来ず、かえって目が冴えてしまった。どうせ眠れないのなら建設的なことを考えたいと、思い出したくないことすべてを覆い隠すように、月城の素顔特定しないか発言について考えながら夜を耐え忍んだ。でも結局今眠くなるのならちゃんと布団のなかで眠りたかった。
眠気を誤魔化すように眉間をググッと親指で押すと美波が苦笑した。
「じゃあ寝ときな。一時間目始まる前に起こすから」
「ありがとー。助かる」
「うん。おやす――」
「ふたりともおはよー!!!」
美波がおやすみと言いかけたところで朝から元気な梨々花がやって来た。



