星屑の唄【期間限定公開】

「……ははっ」


 乾いた笑いがもれた。

 こんなこと考えても意味、ないのに。
 力が抜け、ドアに身体を預ける。そのまま為す術もなくズルズルと滑り、床に落ちた。


「ぅっ……ぁあっ、」


 こういうとき、ほかの人ならどうしてたのかな。

 ねぇ、誰か教えてよ。ねぇ。


 耐えられなくなり叫びだしそうになった、そのとき。

 ――ヴーヴー。

 突如スマートフォンがバイブし始めた。

 XとYouTubeの通知は切ってるのに。何事かと恐る恐る画面に目を向けた。するとそこに表示されていたのは、


「え、つき……しろ………?」


 侑久と書かれた月城のラインアカウントだった。それを視認した途端、縋るように通話ボタンを押した。


『あ、やっとでた! じゃなくて、ステラ大丈夫? 俺、今知ったとこで――』

「つ、月城。わた、私、パクってない。そんなこと、してない……!」


 考えるよりも先に口をついて出たのは、自身の潔白についてだった。

 途切れ途切れにしか言葉を発せなかったことから、呼吸が乱れていたことを知る。


『知ってる。ステラはそんなことしない』