手が、動かなかった。
私は怖いんだ。
もし誰にも信じてもらえなかったら?
もしそれでも炎上が鎮まらなかったら?
私はどうすればいいの?
行動とともに得られる結果が不明瞭で、一歩踏み出す勇気がもてない。
私の敵しかいない場所で声を上げようと思うだけで恐怖で震えが止まらない。
きっと、このままほとぼりが冷めるまで放置して、誰も関心を寄せなくなったところで静かにフェードアウトするのが最適解なんだと思う。
でも、そうはしなくなかった。
そう簡単に見切りをつけられるほど、ステラは私にとってちっぽけな存在じゃないから。
――ステラは私にとって、創作そのものだよ。
唇を噛んで俯く。
こういうときに上手く立ち回れない自分が情けない。
握りしめた拳。手のひらに爪が食いこんで痛かった。
そのまま動けないでいると、Luneさんが新しいポストを投稿した。
私にはそれに微かな希望を見いだした。Luneさんならちゃんと事態を公平に見てくれてるんじゃないかって。Luneさんならこの状況のおかしさを指摘してくれるんじゃないかって。
だってLuneさんは私の唯一の憧れだから。



