真実はすべて出し切った。あと私に必要なのは、この人が嘘をつくわけがないという説得力。
目を細め、現状を俯瞰する。
私が相手にしているのはスピカの信者だ。"あの"スピカの。
パソコンの隣に用意していたコーヒーで喉を潤し、目についたコメントを拾い上げた。
「……もっと早く公表すればよかったというご指摘はごもっともだと思います。私もすぐに公表しようとしました。でも――」
一拍溜めて言葉を細く編む。
「すごく、怖かった」
スピカの信者はヒトの弱さに弱い。
それはスピカが自身を卑下すればするほど信者が異様に持ち上げている様から導き出した結論だった。
正直、私は他人に弱みを見せるのがあまり好きではない。
でもそうしてでも、ステラを雑に扱った愚図をここで終わらせてやる。
「知らない人たちから急に犯罪者として扱われ、人格否定されたから、どうしても怖くて、手が動かなかった……」
当時のことを思い出しながら声を震わせ、弱々しく呟く。
空気が私に寄り添うのがわかった。先程よりもアンチコメントが投稿される頻度が減っている。
だがそれでも盲目信者はもう一度火をつけようと騒ぎ立てる。
目を細め、現状を俯瞰する。
私が相手にしているのはスピカの信者だ。"あの"スピカの。
パソコンの隣に用意していたコーヒーで喉を潤し、目についたコメントを拾い上げた。
「……もっと早く公表すればよかったというご指摘はごもっともだと思います。私もすぐに公表しようとしました。でも――」
一拍溜めて言葉を細く編む。
「すごく、怖かった」
スピカの信者はヒトの弱さに弱い。
それはスピカが自身を卑下すればするほど信者が異様に持ち上げている様から導き出した結論だった。
正直、私は他人に弱みを見せるのがあまり好きではない。
でもそうしてでも、ステラを雑に扱った愚図をここで終わらせてやる。
「知らない人たちから急に犯罪者として扱われ、人格否定されたから、どうしても怖くて、手が動かなかった……」
当時のことを思い出しながら声を震わせ、弱々しく呟く。
空気が私に寄り添うのがわかった。先程よりもアンチコメントが投稿される頻度が減っている。
だがそれでも盲目信者はもう一度火をつけようと騒ぎ立てる。



