心臓が口から飛び出そうなほど暴れている。
「パクったって言われてるの……私の曲なんだ」
言った。言ってしまった。
間が空くのが怖くて、ふたりがなにかを言うより先に言葉を次いだ。
「そんなことしてないのに、冤罪、かけられてて、知らない人たちからたくさん、酷いこと言われて」
震える腕に手を添える。
「そんなとき、私を支えてくれたのが、月城だったの」
それから私は、今まであったことをふたりに洗いざらい話した。
月城は元々私のファンで、スピカの素顔を特定しようと提案されそれに乗ったこと。補講期間の放課後いつもふたりで張り込んでたこと。母親に月城との関係を誤解されたこと。一緒に夏祭りに行ってスピカを見つけたこと。
そして最後に――私が月城を壊してしまったことも。
ふたりは最後まで静かに話を聞いてくれた。
「心星。話してくれてありがとう」
先に口を開いたのは美波だった。透明で控えめな声が、心にするりと馴染んで落ち着く。
梨々花は顔を伏せたまま、私の手を握った。その手はわずかに震えていた。
「パクったって言われてるの……私の曲なんだ」
言った。言ってしまった。
間が空くのが怖くて、ふたりがなにかを言うより先に言葉を次いだ。
「そんなことしてないのに、冤罪、かけられてて、知らない人たちからたくさん、酷いこと言われて」
震える腕に手を添える。
「そんなとき、私を支えてくれたのが、月城だったの」
それから私は、今まであったことをふたりに洗いざらい話した。
月城は元々私のファンで、スピカの素顔を特定しようと提案されそれに乗ったこと。補講期間の放課後いつもふたりで張り込んでたこと。母親に月城との関係を誤解されたこと。一緒に夏祭りに行ってスピカを見つけたこと。
そして最後に――私が月城を壊してしまったことも。
ふたりは最後まで静かに話を聞いてくれた。
「心星。話してくれてありがとう」
先に口を開いたのは美波だった。透明で控えめな声が、心にするりと馴染んで落ち着く。
梨々花は顔を伏せたまま、私の手を握った。その手はわずかに震えていた。



