「っえ?」
「ちょっと美波! それ心星が自分から言うまで黙っとこうって言ってなかった!?」
目を見開く私が何か言うより先に梨々花がワッと口を挟んだ。咎められた美波は気まずそうに「……ごめん」と謝る。
なに、なに、なんでここで月城の名前が出るの?
ふたりは一体なにをどこまで知ってるの。
疑問符ばかりが浮かんで、安心感と引き換えに不安感が巣喰う。
ややあって梨々花が慎重に口を開いた。
「実は私たち、前から心星と月城くんが付き合ってるんじゃないかって話してたんだ。前と比べて最近はなんか、こう、ふたりだけの空間があったっていうか、なんていうか……」
――気づいて、たんだ。
私と月城の関係が以前と変わったことに。
驚くと同時に、納得もした。
例えば、月城の前で名もない歌を歌った日。
今まで委員会関連で話すことはあれど、本当に最低限しか話していなかったし、3人でいるに話してくるなんてまずなかった。にもかかわず3人でいるときに委員会の話があるから月城から話しかけてきて、その場で話せばいいのに私は2人を先に帰して、しばらく帰ってこなかったのだ。なにかあると勘づかれてもおかしくない。
パッと思い出せるのはこれくらいだが、もしかしたら日常の節々に変化が訪れていたのかもしれない。
「ちょっと美波! それ心星が自分から言うまで黙っとこうって言ってなかった!?」
目を見開く私が何か言うより先に梨々花がワッと口を挟んだ。咎められた美波は気まずそうに「……ごめん」と謝る。
なに、なに、なんでここで月城の名前が出るの?
ふたりは一体なにをどこまで知ってるの。
疑問符ばかりが浮かんで、安心感と引き換えに不安感が巣喰う。
ややあって梨々花が慎重に口を開いた。
「実は私たち、前から心星と月城くんが付き合ってるんじゃないかって話してたんだ。前と比べて最近はなんか、こう、ふたりだけの空間があったっていうか、なんていうか……」
――気づいて、たんだ。
私と月城の関係が以前と変わったことに。
驚くと同時に、納得もした。
例えば、月城の前で名もない歌を歌った日。
今まで委員会関連で話すことはあれど、本当に最低限しか話していなかったし、3人でいるに話してくるなんてまずなかった。にもかかわず3人でいるときに委員会の話があるから月城から話しかけてきて、その場で話せばいいのに私は2人を先に帰して、しばらく帰ってこなかったのだ。なにかあると勘づかれてもおかしくない。
パッと思い出せるのはこれくらいだが、もしかしたら日常の節々に変化が訪れていたのかもしれない。



