星屑の唄【期間限定公開】

 わからない。前までならこうだろうとあたりくらいならつけられていたのに、今はもう確信が持てなくなってしまった。


 なにが彼をこうも変えてしまったのか。

 心当たりはひとつだけあった。

 私が目を背けて、彼が目を逸らさなかったもの――。


 恐る恐るスマートフォンを手に取った。液晶画面がいやに明るく見えて目の奥が痛くなる。

 月城からの着信履歴や心配するメッセージがたくさん届いていたけれど、それよりも先に確認しなければならないことがある。

 黒地に白字でXで書かれたアプリアイコン。見慣れたもののはずなのに、なんだかすごく不吉なものに見えて怖かった。

 それでも向き合わなければと、深く息を吸って一思いにタップした瞬間、私は絶句した。


 ステラが凍結されていたのだ。


 しばらくXを開いていなかったからじゃない。スピカの信者どもに執拗に通報された結果だった。

 月城はそんなこと一言も言ってなかったし、そんな素振りもなかった。

 私が知れば傷つくと思って黙ってたんだ。

 予備として作っておいたアカウントに切り替え、状況を別も視点から見る。くらりと眩暈がした。

 盗作疑惑をかけられてから何週間も経った。だから少しは状況が落ち着いたと思っていた。思っていたのに。