流石一流ホテルだけある。ピカピカの豪華なシャワールームで簡単にシャワーを浴び、バスローブを着て髪を乾かすと心音からプレゼントされたキャミスリップに着替えた。流石心音が買ってくれただけある、サイズはぴったり。
リビングではマックスがタバコをくゆらせていて
「That was quick.(随分早かったな)」と目をぱちぱちさせている。
「I don't want July to go anywhere while I'm in the shower. And there's no smoking in here.
(あたしがシャワー中ユーリを移動させられたら困るから。それにここは禁煙よ)」と指摘してやると
「How much did you pay the hotelier? Then he said, “Special.
(ホテルマンにいくらかつかませた。そしたら特別に、って)」
あたしは額に手を置くと深くため息をついた。
「You haven't changed at all. Where money has always been the solution to everything.
(あなたって全然変わってないのね。昔からお金で何でも解決するところ)」
「We need to take advantage of what we have.(持ってるものは利用しないと)」マックスはミネラルウォーターの入ったグラスを傾け軽くウィンク。



