もっと、ずっと、君が好き。

「旅立ちの季節だね」


卒業式が終わった。もうこの学校には来ることはないだろう。


(さよなら。あの日の私)


周りを見渡してみた。


泣きじゃくっている子。ラインを交換している子。元気に笑っている子。

あ。あれ彩花だ。


でも、蓮の姿だけない。お母さんに言ってから、学校を飛び出した。


案の定、蓮はすぐ見つかった。

蓮は公園にいた。


「蓮!どこに行ったかと思ったじゃん……」


「リリ、覚えてる?僕たちはここで出会ったんだよね。」

「あの日にリリと仲良くなれてよかったと思ってる。」


ああ、蓮への好きが溢れてくる。もう爆発寸前だ。


「「好きです」」