「マシュー・マーキュリー!」
「は、はい!」
緊張で震える足を動かし、マシューは鏡の前へと移動する。マシューの背丈よりもずっと高い鏡には、何も映っていない。マシューは恐る恐る手を伸ばす。ヒヤリとした鏡に触れる。刹那、引っ張られるような感覚を覚えた。
「わっ!」
マシューは目を閉じ、声を上げてしまう。しばらくして引っ張られる感覚がなくなり、マシューは目を開けた。そこに広がる光景にマシューの口から自然と「わぁ……」と声が漏れる。
目の前に広がっているのは、広々とした空間だった。床や天井は大理石でできている。そして宝石の埋め込まれた調度品が数多く並んでおり、中央に置かれた椅子に透明な肌を持った美しい女性が座っていた。彼女が鏡の精霊・フェイスなのだろう。
「マシュー、こっちへ来なさい」
美しい声が響く。マシューは緊張を覚えながらゆっくりとフェイスに近付く。フェイスは宝石のついたドレスを身に纏い、まるで異国の姫君のようだ。フェイスはマシューに訊ねる。
「お前はどのようにこの学園で過ごしたい?」
「えっと……僕は……ハリーとジュディスと過ごしたくて……」
「そういうことではなく、勉学を頑張りたいのか?部活に力を入れたいか?」
「僕は、魔法の勉強のこととかは何もわからないです。……でも、僕に才能とかはなさそうだし。運動もできないし」
「は、はい!」
緊張で震える足を動かし、マシューは鏡の前へと移動する。マシューの背丈よりもずっと高い鏡には、何も映っていない。マシューは恐る恐る手を伸ばす。ヒヤリとした鏡に触れる。刹那、引っ張られるような感覚を覚えた。
「わっ!」
マシューは目を閉じ、声を上げてしまう。しばらくして引っ張られる感覚がなくなり、マシューは目を開けた。そこに広がる光景にマシューの口から自然と「わぁ……」と声が漏れる。
目の前に広がっているのは、広々とした空間だった。床や天井は大理石でできている。そして宝石の埋め込まれた調度品が数多く並んでおり、中央に置かれた椅子に透明な肌を持った美しい女性が座っていた。彼女が鏡の精霊・フェイスなのだろう。
「マシュー、こっちへ来なさい」
美しい声が響く。マシューは緊張を覚えながらゆっくりとフェイスに近付く。フェイスは宝石のついたドレスを身に纏い、まるで異国の姫君のようだ。フェイスはマシューに訊ねる。
「お前はどのようにこの学園で過ごしたい?」
「えっと……僕は……ハリーとジュディスと過ごしたくて……」
「そういうことではなく、勉学を頑張りたいのか?部活に力を入れたいか?」
「僕は、魔法の勉強のこととかは何もわからないです。……でも、僕に才能とかはなさそうだし。運動もできないし」

