劣等生と光の花束〜ある魔女の秘密〜

次の日。授業が全て終わった後、マシューたち一年生は聖堂に集められていた。ラルフとギルバートが部活見学について改めて説明する。

「みんな、見たい部活はあったかな?自由に見てもらって大丈夫だよ。もし入りたい部活があったら、一週間後に顧問の先生に入部届を提出してね」

ラルフがニコニコとしながら生徒たちを見ていく。その隣でギルバートは何故か不機嫌そうだった。その不穏なオーラを感じ取ったのか、ラルフが訊ねる。

「カーソン先生。どうかされましたか?」

「ライト先生。私は一年生に言っておかねばならないことがある」

ギルバートはマシューたち一年生を睨み付けた。ほとんど全員の肩がびくりと跳ねるギルバートは口を開き、大声で語り出した。

「水泳部には我が女神のロゼッタが、科学部には我が天使のジゼルがいる!!お前たちが水泳部や科学部に見学に行くのは構わん。だが!!二人に惚れたら私は容赦しないからな。退学処分も覚悟してーーー」

「カーソン先生!!そこまでにしてください!!みんな、もう行っていいよ!!」