幼なじみ以上に、なりたいのに。

「だって、わたしが起こしに行かないと、唯月くん起きてくれないんだもん」


「はいはい、湖春はほんとに唯月くんが大好きね〜」


若干呆れた様子のお母さん。


でも、大好きなのは否定しない。


だって、小さい頃からこの気持ちは変わらないから―――



*  *  *



家を飛び出して30秒くらい。


一応インターホンを鳴らしてから隣の家へ。