その言葉が、胸の奥を温めた。 私は、泣きそうになった。 でも笑った。 「……ありがと」 航「礼言う暇あったら寝ろ」 私はその言葉に従うように目を閉じた。 目を閉じる直前、伊織の声が聞こえた。 伊「透羽ちゃん、ひとりじゃないよ」 その声が、夢みたいに優しかった。