ひとりが嫌で、今日も笑う。


でも航斗は違った。

航「お前が大丈夫じゃねぇの、もう分かってんだよ」


その言葉が胸に刺さる。

私は視線を逸らした。


「……帰って」


伊織が悲しそうに言う。

伊「透羽ちゃん、ひとりで大丈夫?」

「大丈夫だよ」


また言ってしまった。

斑が舌打ちする。


斑「ほんっとムカつく」

迅「透羽さん。あなたは今、ひとりになれば倒れます」

「倒れない」

迅「倒れます。現に今、倒れました」


その正論に、私は何も言えなかった。


叶兎がゆっくり口を開く。

叶「……寒い。……また」