ひとりが嫌で、今日も笑う。


伊織がふわっと頷く。

伊「うん、透羽ちゃん可愛い」


迅が冷静に付け足す。

迅「確かに、人より容姿は整っていますね」


叶兎が小さく言った。

叶「……綺麗」


胸が苦しくなった。

そんなこと言われたら、余計に妬まれる。

余計に嫌われる。


「ほら、だからだめ」

私は明るく笑った。

「私がここにいたら、みんなの邪魔になる」


航斗が私を見下ろして言う。

航「邪魔じゃねぇ」

「邪魔だよ」

航「邪魔じゃないって言ってんだろ」


言い方が乱暴なのに、優しい。

それが怖い。


私は笑って話を終わらせようとした。

「じゃあ、今日だけね」