『星乃透羽ってさ、黒月の総長と付き合ってんの?笑』 『可哀想ぶって男捕まえるの上手いよね』 『事故で家族死んだのも自業自得じゃない?』 視界が真っ白になった。 息が止まる。 手が震える。 胸が痛い。 震える手からスマホが落ちる。 そして、笑った。 「……大丈夫」 声が震えているのに、笑った。 大丈夫。 笑っていれば、どうにでもなる。 そう言い聞かせるように、何度も呟いた。 でも。 胸の奥が、限界を迎えようとしていた。