記憶を無くしたイケメン弁護士は運命のビーナスを取り戻せるか!

実はユキはその日の財布に入れてきた6万全部ビーナスに単勝で賭けたのだ。

果たしていくらになったのかもわからない。

きっとすごい金額だ。

これは確定申告しないといけないので困ったと頭を抱えたい心境になってきた。

三崎はマリとユキにパドックに一緒に行こうと言った。

ぜひビーナスを祝ってあげてほしいと言ったのだ。

写真撮影やらインタビューやら優勝のセレモニーが終わったらやっとビーナスに会えた。

マリはビーナスの首に抱き着いて

「ビーナス、よく頑張ったわね。素敵だったよ。綺麗だった。見とれてしまったわ」

そういうマリにビーナスは鼻を擦り付けて甘えてきた。

三崎はこの後も色々と手続きとかあるのだろうからユキとマリは先に帰ることにした。

調教師がマリとビーナスの写真をぜひ取りたいと言ったので一枚とってもらった。

三崎さんにこっそり後で写真をもらってほしいとお願いした。

そして二人で帰ろうとしたらユキが、

「マリ、実はすごい事になってしまったんだ」

とユキは申し訳なさそうにマリに話した

「どうしたの、何か悪い事?」

と心配顔のマリに

「実はビーナスの馬券を単勝で買ったんだ」

「あらっ、よかったじゃない」

「それがさ、6万買ったから900万以上になったみたいなんだ。万馬券というものらしい」

“ええっ“と言ったままマリは絶句した。