記憶を無くしたイケメン弁護士は運命のビーナスを取り戻せるか!

ユキは朝方までマリを離さず夕飯もシャワーも浴びずにマリを抱き続けた。

次の日昼頃に目を覚ました二人はお腹がペコペコだった。

シャワーを浴びるというマリに一緒に浴びると言ってきかないユキは、狭いシャワールームの中でもマリを翻弄した。

やっと外出できる格好になった二人は、すぐ近くの食堂で遅い昼食をとった。

そこはソーキそばが美味しくてマリも時々利用していたのだ。

ユキはソーキそばにご飯やジーマーミー豆腐に生ビールを頼んでいた。

ジーマーミー豆腐は落花生と芋くずから作られる豆腐のような食べ物で、豆腐とは少し違うが落花生の風味と独特の食感でマリの好きな沖縄料理だ。

よほどお腹が空いていたのだろうユキは黙々と食べて飲んで満足したようだ。

2人とも昨日の昼も食べていなかった。

それであの体力とは恐れ入るとマリは昨夜のユキを思い出して顔を赤くした。

マリはソーキそばを一杯食べてもうお腹がいっぱいになった。

その後二人でスーパーによって食材を買った。

夜はマリが作る予定なのだ。

久しぶりにマリの手料理が食べられると言ってユキは満面の笑みを浮かべた。

今日も教習所の教習が入っている。

ユキにそういうと一緒に行くと言って、スーパーで買った食材を冷蔵庫に入れるとまた二人で手を繋いで教習所まで歩いて行った。

沖縄の夏は湿度が高い二人は汗びっしょりになりながら、それでも手を放すことなく20分の距離を歩いて教習所に着いた。

マリは運動神経がいいのか、教習で落ちたことはない順調に消化して明日は卒業検定試験なのだ。

だから今日はどうしても休みたくなかった。

ユキはマリの運転を見ていた。

明日の試験は大丈夫だろうと確信を持った。

その夜はマリの手料理を楽しんで、東京に帰ったらマリの仕事をどうするか二人で話し合った。

ユキはマリのしたい事をすればいいと言った。