ユキはネットカフェに行って沖縄のリゾートホテルの電話番号を調べて夜10時くらいまでに50件のホテルに電話をかけてみた。
西城マリと言う名前で宿泊しているはずなので家族を装って電話をかけてみたが見つけることはできなかった。
マリが遠くに行ってしまいそうで焦るユキだった。
それからも、マンスリーマンションや民宿などの電話番号を調べておいた。
明日興信所にも再度依頼をかけるつもりだ。
そんな事をしているともう日付が変わってしまった。
タクシーを捕まえてマンションに帰った。
家に帰るとダイニングテーブルに裕美から話がしたいので明日早く帰って来てほしいと書いたメモがあった。
明日の朝は少し時間があるので、朝出勤前に少し話そうと伝言を書いてシャワーをさっと浴びて眠った。
次の朝、朝食を取りながら二人で話した。
「ケン、こないだはごめんね。ケンがマリさんをすごく愛しているのがよくわかった。自分が恥ずかしいよ。母さんが亡くなる前に言ってたんだ。もしケンの記憶が戻ったら、ケンには家族がいるかもしれないし恋人がいるかもしれない。そういう事ならケンを家族や恋人の元に返してあげないといけないって、それをちゃんと覚悟していなさいって、なのに私はケンを独り占めしたくてケンから離れられなかった。ほんとにごめんね」
「いいんだ、裕美と恵子さんは俺の家族だから、裕美のこと心配するのは兄として当然だろう?」
「でも、マリさんは?実は昨日マリさんの所属事務所に行ってみたんだ。でもマリさんは居なかった。なんでも、モデルには一区切りつけて一人であちこち旅行するって言って行き先も言わずに出掛けたままなんだって、携帯の番号を教えて下さいと言ったんだけど教えてもらえなかった。ケンも知らないよね」
「うん、みんな誰も教えてくれないんだ。俺嫌われてるのかなあって、ちょっと不安になる」
「何言ってるの。そんなことないよ。私が一緒に暮らしてるからマリさんは誤解してるだけだよ。本当に悪いと思ってる。もうケンの事は兄貴だと思う事にした。荷物をまとめて送ってしまったら村に帰るよ」
「じゃあ俺の休みの日にしろ。送って行ってやる」
「いいの、泰樹が新幹線の駅まで車で迎えに来てくれるって言ってるから、泰樹に頼むよ」
「そうか、泰樹なら安心だ。俺からも泰樹に連絡してよろしく頼むって言って置く」
「うん、ありがと」
「帰る日が決まったら教えて、その前にちゃんとした所に飯食いにつれて行く」
「そんなとこ行ったら、緊張して味もなんもわからないよ。それより有名なテーマパーク連れて行って一日休みの日にゆっくりもう一回行きたいんだ」
「そうかわかった、じゃあ明後日が休みだからその日は一日あけるようにする」
「ほんと、約束だよ。やっぱり朝だけ仕事になったとかは無しだよ」
「わかった。わかった。必ず一日休みにするよ」
そうして、裕美をテーマパークに連れて行って二人で思いっきり遊んで、その二日後裕美は北陸の漁村に帰っていった。
泰樹は必ず裕美と結婚してあの家で二人で暮らすよと言ってくれて、俺は本当に肩の荷が下りた。
これで恵子さんも安心するだろう。
1周忌が終わったら結婚式を計画するようにと泰樹に言った。
西城マリと言う名前で宿泊しているはずなので家族を装って電話をかけてみたが見つけることはできなかった。
マリが遠くに行ってしまいそうで焦るユキだった。
それからも、マンスリーマンションや民宿などの電話番号を調べておいた。
明日興信所にも再度依頼をかけるつもりだ。
そんな事をしているともう日付が変わってしまった。
タクシーを捕まえてマンションに帰った。
家に帰るとダイニングテーブルに裕美から話がしたいので明日早く帰って来てほしいと書いたメモがあった。
明日の朝は少し時間があるので、朝出勤前に少し話そうと伝言を書いてシャワーをさっと浴びて眠った。
次の朝、朝食を取りながら二人で話した。
「ケン、こないだはごめんね。ケンがマリさんをすごく愛しているのがよくわかった。自分が恥ずかしいよ。母さんが亡くなる前に言ってたんだ。もしケンの記憶が戻ったら、ケンには家族がいるかもしれないし恋人がいるかもしれない。そういう事ならケンを家族や恋人の元に返してあげないといけないって、それをちゃんと覚悟していなさいって、なのに私はケンを独り占めしたくてケンから離れられなかった。ほんとにごめんね」
「いいんだ、裕美と恵子さんは俺の家族だから、裕美のこと心配するのは兄として当然だろう?」
「でも、マリさんは?実は昨日マリさんの所属事務所に行ってみたんだ。でもマリさんは居なかった。なんでも、モデルには一区切りつけて一人であちこち旅行するって言って行き先も言わずに出掛けたままなんだって、携帯の番号を教えて下さいと言ったんだけど教えてもらえなかった。ケンも知らないよね」
「うん、みんな誰も教えてくれないんだ。俺嫌われてるのかなあって、ちょっと不安になる」
「何言ってるの。そんなことないよ。私が一緒に暮らしてるからマリさんは誤解してるだけだよ。本当に悪いと思ってる。もうケンの事は兄貴だと思う事にした。荷物をまとめて送ってしまったら村に帰るよ」
「じゃあ俺の休みの日にしろ。送って行ってやる」
「いいの、泰樹が新幹線の駅まで車で迎えに来てくれるって言ってるから、泰樹に頼むよ」
「そうか、泰樹なら安心だ。俺からも泰樹に連絡してよろしく頼むって言って置く」
「うん、ありがと」
「帰る日が決まったら教えて、その前にちゃんとした所に飯食いにつれて行く」
「そんなとこ行ったら、緊張して味もなんもわからないよ。それより有名なテーマパーク連れて行って一日休みの日にゆっくりもう一回行きたいんだ」
「そうかわかった、じゃあ明後日が休みだからその日は一日あけるようにする」
「ほんと、約束だよ。やっぱり朝だけ仕事になったとかは無しだよ」
「わかった。わかった。必ず一日休みにするよ」
そうして、裕美をテーマパークに連れて行って二人で思いっきり遊んで、その二日後裕美は北陸の漁村に帰っていった。
泰樹は必ず裕美と結婚してあの家で二人で暮らすよと言ってくれて、俺は本当に肩の荷が下りた。
これで恵子さんも安心するだろう。
1周忌が終わったら結婚式を計画するようにと泰樹に言った。



