フッとほくそ笑む安藤くんにピクッと耳が反応する。
「こないだの練習試合もひどかったよな~!ウケた」
何度も言うけど、思ったことは何でも口にしちゃう安藤くんはよく言えば素直で。
「ウケないです!ちょっとペアの息があってなくてかわいそうだっただけです!」
そんな安藤くんの隣でやんわり言い直そうとして逆に失礼になっちゃうのが三井さんだから。コートの外でも息ピッタリだ。
「もうひなひなはペアじゃないんだろ?てことはオレらの優勝ってこと?」
「安藤くん!!!まだやってみないとわからないです!」
「え、三井は負けると思ってんの?」
「思ってるわけないじゃないですか!ひなひなじゃないひなひなは眼中にもありませ…あ、見えてます!見えてはいます!!」
あんみつペアがしゃべればしゃべるほどわたしも陽向も黙っちゃった。ふつふつと溜まっていくから、なんとも言えないイライラが。
「「……。」」
ニヤニヤする安藤くんとあくせくしながらフォローしてるつもりの三井さんを見てたらただ聞いてるだけじゃ済まなくて、だけど言い返すこともできなくて。
「ひな、1つ思ったことがあるんだけど」
「陽向も?わたしも思った!」
アイコンタクトを取るように合図して、うんって頷くの。
言わなくてもわかったから、だって同じこと思ってたから。
こんな時はコートの中でやり返したい…!!
「こないだの練習試合もひどかったよな~!ウケた」
何度も言うけど、思ったことは何でも口にしちゃう安藤くんはよく言えば素直で。
「ウケないです!ちょっとペアの息があってなくてかわいそうだっただけです!」
そんな安藤くんの隣でやんわり言い直そうとして逆に失礼になっちゃうのが三井さんだから。コートの外でも息ピッタリだ。
「もうひなひなはペアじゃないんだろ?てことはオレらの優勝ってこと?」
「安藤くん!!!まだやってみないとわからないです!」
「え、三井は負けると思ってんの?」
「思ってるわけないじゃないですか!ひなひなじゃないひなひなは眼中にもありませ…あ、見えてます!見えてはいます!!」
あんみつペアがしゃべればしゃべるほどわたしも陽向も黙っちゃった。ふつふつと溜まっていくから、なんとも言えないイライラが。
「「……。」」
ニヤニヤする安藤くんとあくせくしながらフォローしてるつもりの三井さんを見てたらただ聞いてるだけじゃ済まなくて、だけど言い返すこともできなくて。
「ひな、1つ思ったことがあるんだけど」
「陽向も?わたしも思った!」
アイコンタクトを取るように合図して、うんって頷くの。
言わなくてもわかったから、だって同じこと思ってたから。
こんな時はコートの中でやり返したい…!!



